Column

「私らしさ」を、はじめての一着に。Lurco新作「アシンメトリーワンピース」

「私らしさ」を、はじめての一着に。Lurco新作「アシンメトリーワンピース」

1. Lurcoが提案する「フォーマレスブラック」とは? 黒を着る、という行為には、どこか身構えてしまうところがあります。制服のような窮屈さ、みんなと同じであることの息苦しさ——ブラックフォーマルという言葉には、長らくそんなイメージがつきまとってきました。 Lurcoが提案する「Formaless Black®(フォーマレスブラック®)」は、そうした固定観念に、そっと風を通すためのブランドコンセプトです。「フォーマレス」とは、シーンの縛りを無くしたという意味。私たちメーカー側が「これはこう着るもの」と決めるのではなく、手にしたお客様ご自身が、ご自身の暮らしや心境に合わせて着用シーンを選べる——そんな自由な発想から生まれたブラックスタイルです。 もちろん、素材は従来のブラックフォーマルと同じ、濃染加工を施した深い黒。マナー面での安心感はそのままに、デザインには「今」を生きる30代・40代の女性に向けた、着る緊張を解放するような工夫を惜しみません。「守るべきもの」と「変わるべきこと」、その両方を丁寧に見極めながらものづくりをしているのが、私たちLurcoです。 今回ご紹介する「アシンメトリーワンピース」は、そんなフォーマレスブラックの思想を、もっとも新しい形で体現した一着だと自負しています。 アシンメトリーワンピースを見る 2.「礼節×新しさ」アシンメトリーワンピースの魅力 まず目を引くのは、遠目には上半身をふわりと覆うケープのような「二段仕立て」に見えるシルエットです。上に重なる短めの層と、その下へ流れる長い裾——視線が上下に分かれることで、黒一色のフォーマルにありがちな「のっぺりとした一枚布の印象」が消え、立体的な奥行きが生まれます。フォーマルらしい厳粛さを保ちながら、どこか軽やかで今っぽい佇まいをまとえるのは、この構造があってこそです。 上見頃はふわっとしたシルエットで、丸みのあるノーカラーの襟元から胸にかけて、すっと縦に一本のプリーツが通っています。この一筋の陰影が、単調になりがちな黒の表情に静かな気品を添え、姿勢そのものを美しく見せてくれます。そしてその足元、右腰にはアシンメトリーなタックが入り、正面から見たときに、さりげない動きと立体感を演出します。左右非対称のラインは、かしこまりすぎず、しかし決して着崩れて見えない——絶妙なバランスを生み出しています。 そして、もうひとつの主役が「フレアスリーブ」。肘から手首にかけて、まるで鐘(ベル)のようにゆるやかに末広がりになる、新しい発想の袖です。腕を動かすたびに袖がふわりと揺れ、控えめながらも華やぎのある表情を演出してくれます。二の腕を締め付けない設計のため、見た目の優美さと、動きやすさを同時に叶えているのも見逃せないポイントです。 腰まわりは、直線的になりがちなブラックフォーマルのシルエットに、女性らしい柔らかさをプラス。これまでのブラックフォーマルにはなかった、個性的で新感覚なデザイン。「みんなと同じ黒」ではなく、「私らしい黒」を纏える一着として、私たちが自信を持っておすすめしたいポイントです。 礼節を守りながらも、そこに新しさと自分らしさを掛け合わせる——「アシンメトリーワンピース」は、まさに「礼節×新しさ」を体現したフォーマレスブラック®の代表作といえるでしょう。 3. 大切な日を過ごすものだから、着心地にもこだわり どれだけデザインが美しくても、着ていて辛い服では、大切な人と向き合う時間に集中できません。だからこそ私たちは、「アシンメトリーワンピース」の着心地にも徹底的にこだわりました。 まず、蹴回し(すそまわり)のしやすさです。法要やお通夜では、正座からの立ち上がりや、狭い場所での移動など、思った以上に脚さばきが求められる場面が多くあります。この一着は、広がりすぎず体に沿いすぎない、適度な落ち感のあるAラインのすそに仕立てているため、歩く・座る・立ち上がるといった一連の動作をストレスなく行っていただけます。実際に歩く姿を見ると、裾が自然にふわりと揺れ、長時間の参列でも足元を気にせず堂々と歩ける印象です。 さらに、上見頃のふわっとしたシルエットは、見た目のかわいらしさだけでなく、実用面でもメリットがあります。ウエストまわりを締め付けすぎない仕立てなので、法事の会食や長時間の移動、お子さまの入学式のように立ったり座ったりを繰り返すシーンでも、身体への負担を軽減してくれます。フレアスリーブも同様に、二の腕まわりにゆとりがあるため、お焼香で腕を伸ばす所作なども窮屈さを感じにくいでしょう。 「着る」という行為そのものにともなう緊張を解放し、リラックスときちんと感を両立させる——これは私たちがフォーマレスブラック®シリーズを通じて、一貫してお伝えしてきた想いです。大切な人と過ごすかけがえのない時間だからこそ、服のことを気にせず、その場に心を向けていただきたいのです。 4. 若い世代の「ファーストブラック」はこれで決まり ブラックフォーマルは、一度購入すると10年ほど長く付き合っていくもの。実際、20代・30代で購入した一着を、体型やデザインの変化から40代で買い替える女性が多いとされ、次に選ぶ一着は10年後の50代まで見据えて選ぶことが望ましいとされています。だからこそ、「はじめての一着(ファーストブラック)」選びは、想像以上に重要な意味を持っています。 選び方の基準として重視されているのは、格式や価格だけではありません。シンプルなデザインでありながら、年齢を重ねても着られる汎用性や、自分の好みに合わせて組み合わせられる自在さも、多くの女性が求めているポイントです。「アシンメトリーワンピース」は、まさにこの条件を満たす一着です。控えめなアシンメトリーのタックとフレアスリーブ、そしてケープのような二段仕立てのシルエットは、30代・40代の今の自分にフィットしながらも、年齢を重ねたときにも品よく着こなせる、飽きのこないデザインに仕上げています。 はじめて自分自身で選ぶブラックフォーマルだからこそ、「無難な一着」ではなく、「私らしさ」を宿した一着を選んでいただきたい。それが、これから10年、大切な人と向き合う時間をともにする服にふさわしい選び方だと、私たちは考えています。 「アシンメトリーワンピース」は、そんな若い世代のファーストブラックとして、自信を持っておすすめできる一着です。 アシンメトリーワンピースを見る ▲ このページの先頭へ

【ブラックフォーマルの選び方】喪服は「いつものサイズ」で大丈夫?きれいに見えるサイズの選び方

【ブラックフォーマルの選び方】喪服は「いつものサイズ」で大丈夫?きれいに見えるサイズの選び方

喪服を選ぶとき、「普段は9号だから、喪服も9号でいい?」「長く着るなら大き目にしておく?」と迷うことがあります。喪服は体の線を拾いすぎない、少しゆとりのある着姿が落ち着いて見えます。けれど、普段より必ず1号大きめを選べばよいわけではありません。号数だけで決めず、商品の実寸から自分の体の寸法を引き、必要なゆとりが残るサイズを探すのが近道です。ここでは、バスト・ウエスト・ヒップの見方と、9号と11号など2つのサイズで迷ったときの考え方を順に見ていきます。 「大きめ」を選ぶより必要なゆとりを残す 服のサイズ表には、体そのものを測った「ヌード寸法」と、平らに置いた服を測った「商品実寸」があります。この2つは同じ数字ではありません。Lurcoでは、喪服・フォーマルスーツを選ぶとき、商品実寸と体の寸法の差を次の範囲にすることをひとつの目安としています。 見る場所 商品実寸 − 体の寸法 バスト 6〜10cm ウエスト 2〜4cm ヒップ 6〜10cm 出典:Lurco「サイズの測り方・選び方」(2026年8月22日確認) たとえばバストが88cmなら、バスト実寸94〜98cmほどの商品が目安になります。数字に幅があるのは、同じ号数でも衿の形や袖の付け方、ワンピースのシルエットで着心地が変わるためです。ひとつの数字だけで決めず、3か所を合わせて見てください。 測るのは3か所メジャーは締めつけない やわらかいメジャーを床と平行にし、肌へ食い込ませずに測ります。厚手の服の上からではなく、喪服の下に着る肌着に近い状態で測ると、実際の着心地からずれにくくなります。 場所 メジャーを通すところ バスト 胸のいちばん高いところを一周 ウエスト 胴のいちばん細いところを一周 ヒップ 腰まわりのいちばん張っているところを一周 測った数字は、商品ページにある「実寸サイズ」と比べます。下げ札に書かれた9号・11号などのヌードサイズだけを見るより、着たときの余裕を具体的に想像しやすくなります。手持ちの喪服やワンピースで、今ちょうどよく着られるものがあれば、平らに置いて実寸を測り、候補の商品と比べる方法も役立ちます。 9号と11号で迷ったらいちばん窮屈な場所から考える バストは9号の目安内でも、ヒップはゆとりが足りない。そんなときは、窮屈になる場所に合わせて大きいほうを選び、肩や衿元が余りすぎないかを見ます。反対に、全体が目安内に収まっているのに「喪服だから」という理由だけで1号上げると、肩が落ちたり、衿が浮いたりして、かえって着られているように見えることがあります。大きい号数では上半身が余りすぎる場合は、号数を上げる以外に、腰まわりへゆとりを持たせたワンピースやパンツスーツなど、形を変える選択肢もあります。体に服を合わせるというより、今の体に合いやすい形を選ぶ感覚です。 立った姿だけでなく座る・手を伸ばす・お辞儀も 鏡の前でまっすぐ立ったときにきれいでも、座ると腰まわりが苦しくなったり、腕を前へ出すと背中が引っ張られたりすることがあります。試着できるときは、参列中に近い小さな動きをしてみると安心です。...

着たあとのクリーニング、ちょっと面倒。そんな人に選んでほしい「洗える喪服」

着たあとのクリーニング、ちょっと面倒。そんな人に選んでほしい「洗える喪服」

「喪服って、洗えないものだと思っていました」Lurcoにお問い合わせをいただくなかで、多くいただくご意見です。たしかにひと昔前のブラックフォーマル(喪服・礼服)は、水に弱いウール素材と、しっかり芯地を効かせた仕立てが主流でした。汗をかいても自宅ではどうにもできず、着るたびにクリーニング…というのが当たり前だったのです。けれど、いまは違います。Lurcoで取り扱うブラックフォーマルは、全24型のうち23型が「自宅の洗濯機で洗える」仕様。しかもそのうち19型は、真夏と真冬を問わず着られるオールシーズン対応です。この記事では、洗える喪服は何が違うのか/どう選べばいいのか/どう洗えばいいのかを、フォーマル専門店の視点で最後まで解説します。季節を問わず長く着られる一着を選ぶ参考にご一読ください。 洗える商品を見る 目 次 01. 喪服こそ「洗える」を選ぶべき理由02. そもそも「洗える喪服」とは?03. 洗える喪服の5つのメリット04. 知っておきたいデメリットと対処法05. 失敗しない選び方 5つのチェックポイント06. オールシーズン着られる洗える喪服 3選07. 洗える喪服の正しい洗い方【5ステップ】08. よくある質問09. まとめ 喪服こそ「洗える」を選ぶべき理由 フォーマルを取り扱ってきたプロとして、お伝えします。これから喪服(ブラックフォーマル)を買うなら、洗えるものを選んでください。理由はシンプルで、喪服は「着用頻度が低いのに、汗をかきやすい服」だからです。年に数回しか袖を通さないのに、着るときは決まって緊張と移動をともないます。 この組み合わせが、生地に汗と皮脂を残したまま長期保管させ、数ヶ月後の黄ばみ・変色・ニオイを生みます。今までは、洗える仕様であることが「一部の廉価品の特徴」でした。でも、今は違います。Lurcoの場合、ラインナップの内訳は次のとおりです。 Lurcoのブラックフォーマル 型数 全ラインナップ 24型 自宅で洗える 23型 うちオールシーズン対応 19型 ※2026年8月時点のラインナップ つまりLurcoのブラックフォーマルは、ほぼすべてが自宅で洗えます。「洗えるものを探す」のではなく、「洗えるのが前提。そのうえでデザインとサイズで選ぶ」——それが今の選び方です。 左からワンピーススーツ/パンツスーツ/Formaless...

背中のファスナーに手が届きにくいなら。前開きの喪服という選択

背中のファスナーに手が届きにくいなら。前開きの喪服という選択

背中のファスナーに手が届きにくい。毎回誰かに頼むほどではないけれど、着替えるたびに少し面倒。前開きの喪服なら、ファスナーを身体の前で開け閉めできます。ファスナーが手元にあるので、後ろへ腕を回す必要もありません。ファスナーを閉じれば、一般的なブラックフォーマルとほとんど変わらない見た目です。今回の記事で知っていただきたいのは、前開きが着やすい理由と、通年用・夏用の違い。Lurcoの2商品を例に紹介します。 前開き商品を見る 後ろ開きとの違いは着替えるときにあります 前開きの喪服は、胸元から下までファスナーがついていて、ワンピースの前側を大きく開けられます。引き手が身体の前にあるので、自分で上げ下げしやすいです。肩や腕を後ろへ動かしにくい方や、外出先でひとりで着替える方には、前開きのほうが着やすく感じられます。胸元を開けやすいので、授乳中にも使いやすい形です。 閉じれば、前ファスナーはほとんど見えません ブラックフォーマルの前ファスナーは、布の重なりやフリルの内側へ隠れるようにつくられています。26-403001は、Vラインに沿ったフリルの内側にファスナーがあり、閉じると開き口が表へ出ません。前開きだからといって、礼服らしさが損なわれるわけではありません。ファスナーが隠れ、光沢や装飾を控えたデザインなら、見た目は後ろ開きの喪服と同じようにすっきり整います。 26-403001。ファスナーを閉じると、前の布が自然に重なります。 通年で備えるなら2560202夏用なら26-403001 前開きの着やすさは共通していますが、着る季節とサイズ展開が異なります。一着を季節をまたいで着たいのか、夏の暑さに合わせたワンピースが必要なのかで選べます。 比べたいこと 2560202 type.A 26-403001 季節 オールシーズン 春・夏 サイズ 7〜15号S〜3L M〜L デザイン ジャケット+フレアワンピース フリルワンピース 税込価格 ¥24,800 ¥13,884セール価格 ※価格・在庫は2026年8月16日時点。変動する場合があります。 季節をまたいで着たい方へ 2560202 type.A選べる着丈のワンピーススーツ ジャケットとワンピースのセットで、葬儀から法要まで季節をまたいで着られます。フレアワンピースのロング丈とレギュラー丈があり、サイズは7〜15号(S〜3L)です。前開きはtype.Aです。ご注文の際はtype.Aを選んでください。...

お客様が自身で選ぶ「ワタシらしい」ブラックフォーマルバッグ

お客様が自身で選ぶ「ワタシらしい」ブラックフォーマルバッグ

フォーマルバッグ(喪バッグ)といえば、 どれも同じだろうとおもいますよね。 実際に、 フォーマルマナーに沿ったデザインとなると、 シンプルになりすぎたり小ぶりすぎたりして 大体皆さん同じものを持ち合わせている光景が 印象深いです。 しかし、フォーマルシーンにおいては、 「装い」が故人への気持ちを表す とても大切なポイントです。 その「装い」を完成させるには、 ウェアーのみならず アクセサリーもとても重要になってきます。 Lurcoでは、お客様の「理想」を大切に、 一人一人に寄り添いながら 商品を提案しております。 〇〇があったら…もう少し大きければ… ワンポイントあれば… 時代と共に、世の中が変わりつつある中、 フォーマルシーンも今までとは違ったスタイルが 増えてきています。 通常のハードタイプの喪バッグから、 大きめに作られたサブバッグいらずの ソフトバッグ(喪バッグ)。 そして新しく、ファッション性が高い ブラックフォーマル(喪服・礼服)スーツに合わせたフォーマルバッグまで… お客様が“自身”で選ぶ 「ワタシらしいコーディネート」を Lurcoスタッフがお手伝い致します。 –...